淀川河川敷に屋台村!住民説明会に行ってきました

住宅地の目と鼻の先にできる屋台村。こんな距離感でどんちゃん騒ぎされたら…(2026年7月23日撮影)

【淀川河川敷十三エリア魅力向上事業】
屋台村「ミナモ十三」がいよいよ8月8日(土)OPEN!

2021年​から進められてきた「淀川河川敷十三エリア魅力向上事業」。

その中で住民がもっとも問題視・不安視してきた屋台村「ミナモ十三」がついにOPENの日を迎えます。

もともと、この事業に対してわれわれ大石あきこ事務所では「盛り土の安全性どうなん!?」という問題意識を持ち
住民さんとともに関係各所(国土交通省 淀川河川事務所や淀川区政策企画課)に聞き取りを行うなどしてきたものですが
オープンを間近に控え、深夜までの騒音や周辺の治安に対する不安が高まってきました。

「ミナモ十三」完成予想図(事業者HPより)。来客予測(年間)13万人を見込んでいます。


7月18日(土)に淀川区役所で行われた住民説明会に出席してきました。

説明会には近隣住民ら約50人が参加。
住民側から出された質問は苦情や反対意見が圧倒的多数で、推進派はいなかった印象です。
以下、テーマごとにまとめました。

【営業時間・騒音】

当初から住民がうったえ続けてきた
「23時までの営業時間を見直してほしい」という要望に対し事業者は
「20年間持続的な運営を行うためには23時までの営業が必要」
とのこと。
反対意見があっても ”23時まで” の営業時間で進めていくとの姿勢は頑として変えませんでした。

住民側は以前から、19時、20時など営業時間を短縮してもらわないと困るという意見を出していましたが、譲歩はまったくありません。
夜にアルコールを出すことで各テナントが儲かる、そうでないとこの事業を20年間持続できないということだと理解しました。

「大声で騒いでる方には個別に注意するようにする。BGMは22時まででオフにしてもらう」
と事業者は言いますが、住民にしたら、すぐそばで毎晩深夜までお客さんがワチャワチャ飲んで騒いでいるなど、たまったものではありません。これまで静かな住宅地だったのに…。

屋台村ができる土手のすぐ下に、マンションや一戸建てがたち並ぶ住宅地があります
(2026年7月20日撮影)

【騒音・におい・喫煙】

すでに開業しているバーベキューエリアで夜間の騒音や匂いが住宅まで届く被害があり
工事中の屋台まわりでは「事業エリア内禁煙」も守られていないとのこと。

こういった被害が
「屋台がオープンしたらさらに増えるだろう」
といった住民の不安に対し、事業者が
「個別にお声かけします」
と答えると
「どう保障するつもりや!」
との声が噴出しました。

【駐輪場がない件】

この事業エリアには駐車場・駐輪場がありません。
淀川区から駅周辺の駐輪場など(「ジオタワー大阪十三」1階の駐輪場が近い)をご案内するとのことですが、見つけにくい地下駐輪場だし有料だし、現地から徒歩4分だし。めんどくさくて、「ちょっとだけだから」と近隣に不法駐輪する人がいるであろうことは想像に難くありません。

タワーマンション「ジオタワー大阪十三」の地下駐輪場

常駐スタッフは1名。「個別に声かけ」でどこまで対応できるのか。

騒音、喫煙、不法駐輪などの迷惑行為に対し、事業者は“個別の声かけ”で対応すると言いますが、管理棟に常駐する事業者の担当者は1名。
どこまで実効性があるのか、エリア内全体、また周辺の住宅地までカバーできるのか、はなはだ疑問です。

住民説明会で乳児を連れたお母さんがおっしゃった
「『十三の魅力を伝えたい』と言いますが、あなたたちは、このような場所に住みたいと思えますか?」という意見が重く胸に響きました。
「淀川河川敷十三エリア魅力向上事業」が目指すものは、だれにとっての魅力なのか。

周辺住民の不安が払しょくできないまま オープンを迎える 「ミナモ十三」。

今後も注視し、問題があれば関係先に働きかけるなど住民のみなさんといっしょに行動していきたいと思っています。

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